伐採の特徴や目的と意味、そして伐採の種類と作業工程とは
伐採は木を根元から切り落とす作業ですが、伐採には意味や作業の工程があります。
そこで伐採とはどんなことで、伐採にはどんな種類があるのか紹介します。
さらに伐採は、どんな作業工程なのかについても詳しく紹介していきます。
伐採の特徴と伐採の意味とは
伐採とは庭木などの根っこを残したまま根元切ることが特徴です。
また森林や街路樹などの樹木を根元から切り落とすことで、林業などでは、
丸太を生産するために行われているのが特徴です。そして伐採するときには、
主にチェーンソーや、ノコリギを用いて切り倒していきます。
そんな伐採の意味としては、成熟した木というのは二酸化炭素を吸う量が減ってしまい、
木が吐き出す二酸化炭素の量を下回るため、環境対策のため成熟した木を伐採する意味があります。
また伐採の意味には、ただ単純に邪魔になった木を切るというだけではないのが特徴です。
それは切り落とされた木を木材として建物の素材へ使うこともあったり、薪や炭にして燃料として使うこともあるからです。
また伐採の目的とは、街路樹や住宅に植えた樹木が電柱などに届いてしまうため、伐採することもあります。
さらには庭木が影を作ってしまったり、落ち葉が飛んでしまうなど、近隣の迷惑となるなため伐採することもあります。
そして伐採は住んでる人間が高齢になり自分で作業をするのが難しくなったり、
手入れをする時間が無くなった場合でも行われます。
伐採する理由とは、山を購入しそこへ家を建てたいという人も居たり、
ソーラーパネルを設置したいという方が増加しているからだとも言われています。
伐採の種類とは
伐採には種類があり切るタイミングで呼び方が変わるのが特徴です。
除木とは、樹齢10年から20年くらいのときに行う伐採を言い、植栽木の成長を妨げる雑木などを取り除く作業のことです。
また間伐とは、樹齢20年から40年程度で行い、樹木の成長に応じて一部の植栽木を伐採し、立木密度を調整します。
そして主伐とは、樹齢50年から100年のときに行います。
主伐では、伐採を行うことで商品として木材を利用するのが特徴です。
伐採の作業工程とは
伐採には作業工程があるのが特徴で、1本の木を伐採するにも工程があります。
そんな伐採の作業工程はまず倒す方向を決めます。木の状態などを見て、
木の根元から倒す方向に家屋や障害物がないかどうか確認します。さらに木が倒れたときに、
避難する場所があるかなどを見て倒す方向を決めていきます。もし道路側へ木を倒す場合では、
木を切る人以外に人を配置することを考慮する必要があります。
そして木を切るときに邪魔になるものを排除しておきます。
それは、木が倒れたときに避難する場所に障害物があれば邪魔になるからです。倒す方向次第では、
倒す木の枝も危険となる可能性もあるので、危険を及ぼしそうな枝は事前に落とします。
さらにいきなり木を倒すのではなく、チョークなどを使いどのように木を切るのか事前に目印を付けます。
目印を付ける意味とは、実際に木を伐採するときに目印通りに切ることができなかったとしても、
目印からどれくらいずれてしまったのか分かりやすくするためです。
そして次に木を倒す方向に受け口を切ります。受け口の深さは、幹の太さの4分の1から3分の1程度です。
さらに追い口を切ります。追い口は受け口の反対側から切り、幹の太さの1割程度を残すよう切り込みを入れます。
すると木がゆっくりと倒れるようになるので安全に作業ができます。さらに倒していくのですが、
方法はくさびを追い口に差し込んでハンマーで叩いたり、
追い口にフェリングレバーを差し込んで持ち上げてこの原理を利用する方法などがあります。
これらの作業で伐採は完了しますが、木が倒れるときには、直ぐに木から離れます。
まとめ
伐採とは根っこを残したまま、根元を切るのが特徴だと分かりました。
また伐採の意味はさまざまですが、環境のため成熟した木を伐採する意味があると言えます。
そして伐採には種類があり、伐採作業には工程があると分かりました。
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