カーポートの屋根や柱の種類を知って長く使える物を選ぼう
カーポートを新しく設置したい人や、前から使っているカーポートをリフォームしたい人は、
ご自宅に最適な物を選びましょう。
カーポートには色々な製品があるので、今回はカーポートの屋根や柱などの種類による特徴についてご紹介します。
カーポートの柱の種類を知っておこう
カーポートの施工を考えている時には、所有している車の大きさや台数が収まるカーポートを選ばなければなりません。
カーポートには様々な大きさの物があり、
1台だけ駐車できるタイプから2台3台と複数停められるタイプまで豊富な種類があります。
そして、カーポート選びの時には敷地内のどこにカーポートを施工するかということもポイントになります。
カーポートは屋根を柱で支える形状になっていますが、
柱が屋根の片側にあるタイプと両側にあるタイプに種類が分かれます。
敷地内のスペースが比較的狭いという場合は、片側にだけ柱がある片流れタイプを選ぶと良いでしょう。
片方だけに柱がある種類なら、施工費用が抑えられることが多いので、
なるべく安くカーポートを設置したい人にも向いています。
それに対して両側に柱があるタイプは、屋根を安定して支えることができるため、風への耐性が高いことが期待できます。
両側に柱があれば、屋根の上に雪が積もった時にも重みにしっかり耐えられることが望めます。
また、柱がカーポートの後方に付いているタイプは、車を出し入れしやすいという特長があります。
車庫入れが苦手という人は、後方に支柱がある種類を選ぶのがおすすめです。
ところで、カーポートの柱に用いられる素材には、アルミやスチールなどがあります。
一般的によく利用されているのはアルミの柱で、軽さや丈夫さに優れており、
錆びにくいというメリットがあることで長持ちすることも期待できます。
スチール製の柱は頑丈でアルミよりも費用が安いことが良い点ですが、錆びやすいのがデメリットになっています。
スチールを選ぶなら、塗装によって防錆加工をしてから使うと劣化が遅らせられるはずです。
カーポートの屋根の種類を選ぶ時は雪や風の影響を考える必要がある
カーポートの屋根の種類は、デザインによって分けることができます。
一つはラウンドやアールなどと呼ばれている曲線状をしているタイプで、色々な建物に合わせやすいデザインと言えます。
一方、フラットスタイルなどの呼ばれ方をする屋根は直線的なデザインになっていて、
現代的な雰囲気が魅力になっています。
カーポートの屋根選びで大切な点は、強度を確認することです。
カーポートの屋根にはポリカーボネート、アルミ、スチールなどの素材が用いられます。
もしも、ご自宅がある地域が雪が多く降ったり、よく台風が来る場所であるなら、
屋根は雪や風に十分耐えられる強度の物を選ぶ方が安心でしょう。
カーポートの施工を依頼する時には、
屋根の耐風圧強度や耐積雪量をチェックして荒れた天候にも耐えられるタイプを選びたいものです。
なお、カーポートの屋根に用いられる素材の内、スチール折板は耐荷重性能に優れているので、
積雪の多い地方などでよく選ばれています。
雪は雪質によっても重さが変わってくるため、
豪雪地域にお住まいの場合は耐積雪量は余裕がある物を選んでおいた方が良いでしょう。
それから、屋根の素材選びによって、カーポートの下の駐車スペースをより快適にすることができます。
例えば紫外線カット効果がある素材なら、車の色あせを防ぐ効果が期待できるのが魅力です。
耐衝撃強度の高い屋根を選べば、落下物があった時に車に傷がつかないことが期待できます。
熱量をカットする機能がある素材なら、車内の温度が上がらないことが期待できるので、
夏場にメリットを感じられるといった具合です。
カーポートは色々な種類があるので、設置場所の条件や車の大きさに合わせた物を選ぶのが大切です。
ご自宅に最適な物を選ぶのが難しいと感じた時にはエクステリアの工事やリフォームを行っている会社に
相談してみるという方法もあるため、専門家の意見も聞いてからカーポートの施工を頼んではいかがでしょうか。
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