車生活をより良くするカーポート

 

 

住宅を建てる際、外構に力を入れる人も多いのではないでしょうか。

車にこだわる人はカーポートにもこだわりたいものです。

ただ、おしゃれなだけで選ぶのではなく、実用性を見極めなければなりません。

見た目も良くて使いやすいカーポートを選び、車生活をより良いものにしましょう。

 


1.カーポートがあるメリット

カーポートのあるなしは、その後の車生活を大きく左右します。

カーポートがない場所に車を停めていたら鳥のふんがついていた…そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。

また、雨や雪が降った時も大きく貢献します。

車に積んである荷物を出した時に自分も荷物もびしょ濡れ…カーポートがあればそんなことになりません。

また、夏の日差しを受けにくくしてくれることもメリットです。

直に紫外線を浴びた車に乗車したら、猛烈な暑さに絶句した…

カーポートがあればそんなおそれもほとんどありません。

オールシーズン快適に乗車できることでしょう。

外気の影響から守ってくれるので、車を長持ちさせるためにもカーポートは一役かってくれます。

 


2.柱と屋根の素材や本数で強度が異なる

一般的にカーポートは4本の柱で屋根を支えるタイプがスタンダードと言われています。

比較的費用もリーズナブルなので、できるだけ安く抑えたいと考えている人はこちらのタイプを選ぶと良いでしょう。

また、柱と屋根がより強力になったタイプもあります。

このタイプは雪が降ることが多い地域におすすめです。

屋根に雪が積もって崩壊した…こちらを選べばそんなおそれもほとんどないでしょう。

片側だけ2本の柱で屋根を支えているタイプもあります。

こちらは少ない本数で屋根を支える分柱の強度もより高くなっているのが特徴です。

4本の柱に比べて費用は高くなりますが、柱の本数が少なくなるために車の出し入れがしやすくなるのがポイントです。

柱に使われている素材は大きく分けるとアルミとスチールの2点です。

アルミは錆びにくく耐久性に優れていることがメリットです。

また、軽量という強みもあります。スチール製は老朽すると錆びることがありますが、

耐久性に優れていて費用も比較的リーズナブルです。

 


3.2台用のカーポート

カーポートを設置する際は、将来的なことも考慮しておかなければなりません。

それは子どもが大きくなって車を所有することです。

もちろん自宅の駐車スペースを必ずしも使うと決まっているわけではありませんが、

選択肢の1つとして考えておくと良いです。

まだまだ先のことだから、その時になってからまた考えれば良いと思っている人も多いかもしれません。

ただ、後々2台分つくる場合、同じメーカーでなければならなかったり費用や手間がかかり、

ややこしくなることがあります。

また、1台分で使っている間は、広いスペースをのびのび使えるというメリットもあります。

2台分のカーポートの費用は、4本柱タイプが20万円くらいです。

リーズナブルなものを求めている、それほど雪は降らないという場合はこちらを選ぶと良いでしょう。

屋根と柱の強度が高くなった4本柱タイプの費用は、50万円から70万円くらいです。

積雪が多いエリアはこのタイプを選ぶと良いでしょう。

2本の柱で屋根を支えているタイプは70万円から100万円くらいです。

柱の強度がより高くなっているために他のタイプよりも高額になります。

 

カーポートは雨から車を守ってくれるだけではありません。

鳥のふんや強い日差しを受けにくくしてくれます。

また、車を長持ちさせるためにも貢献できることでしょう。

柱の本数や屋根の素材によりそれぞれ耐久性や費用に差があります。

設置する際はよく比較して選びましょう。