株式会社ワタナベ

外構工事のポイント


 

 

外構工事のプランニングでポイントになるのが「ゾーニング」と呼ばれる目的ごとにスペースを振り分ける手法です。
エクステリアはインテリアよりも敷地の制約が厳しく、
限られた条件の中で満足度を高めるには優先順位をはっきりさせる必要があります。
エクステリアとひとくちにいっても求められる機能や役割はさまざまです。
日常生活のスペースとして使うのか、来客を迎えるために使うのかでは必要な設備もデザインも変わってきます。
何のためのスペースなのか、どのように活用するのかを施工前のプランニング段階で明確にし、
順位付けしておくことで理想に近いエクステリアに近づきます。

 

例えば、住居へ通じる門まわりには出入口としての機能の他に防犯性や見栄えのよさ、
荷物や郵便物の受け取りなど様々な役割が求められます。
安全性を重視すると見た目のよさや受け取り機能などは後回しにせざるを得ませんし、
デザイン重視だと耐久性はそれなりです。
門まわりは実用性重視、囲いは犯性重視、
カースペースは安全性と乗り降りのしやすさ重視など分割したエクステリアの各スペースごとに、
何を優先すべきかをはっきりさせておくことで、プランニングに希望を上手に取り入れることができます。
あれもこれもと欲が出てしまうのは当然ですが、
目移りしがちだからこそゾーニングを意識しながら取捨選択を行うことで、
メリハリの付いた外構工事のプランニングが実現します。